三重県の離島旅 『潮騒』の舞台 神島に行ってきました
こんばんは!
ゆるりゆるりと書いている三重県の離島シリーズ、ラストは神島です
<バックナンバー>
三重県の離島について情報収集してみた。鳥羽とか志摩とか。 - しまたび日記
三重県の離島旅 答志島に行ってきました(和具港周辺) - しまたび日記
三重県の離島旅 答志島に行ってきましたその2(答志港周辺) - しまたび日記
早速はじめます~
神島に行ってみたその1 基本情報
・大きさ 周囲3.9キロ
・人口 440人
・その他 三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台
『潮騒』の舞台となっていることから、
今までの3つの島のなかでは一番有名なのではないでしょうか。
まあ、『潮騒』は知っていても、その舞台がどこにあるかは知らないって方も多い気がします……
今回はそんな神島に行ってきました。
神島に行ってみたその2 フェリー乗船~上陸まで
三重県二日目です!
例によって伊勢から鳥羽まで近鉄に乗り、ターミナルへ向かいます。
赤福(2個入り)
伊勢市駅で購入してホームの待合所で食べました。
朝ごはんの代わり。
この大きさだったら、一人旅でも気軽に購入できてうれしいです^^
鳥羽駅到着。
美味しかったので、再び食べました。
(朝から甘いもの食べすぎ……)
今日はパールラッテ(真珠の粉入り!)と、伊勢茶味です。
お店のお姉さんに、「パールってどんな味ですか~?」と聞いたら、
「バニラ味です」
とのお返事でした(笑)
今日のお味は2つともさっぱり系。
個人的には、前日食べた「きんこ芋味」がベストだったかな~
ホームページで食べた味を確認していたら、クーポンを発見したので、URLを貼っておきます。
http://www.web-minerva.com/
ダブルをシングル料金で、って、かなりお得!
いいな~先に知っておきたかった……
このブログを見て鳥羽に行く方は、
悔しいけどクーポンでお得に食べてくださいね。美味しいからおすすめ!
アイスを食べながら、ターミナル到着。
鳥羽から神島行きのフェリーは1日4本出ています。
朝一で行くのも辛いな~と思い、10時45分のフェリーに乗りました。
よく考えたら、前日に乗った答志島行きフェリーと同じ。
答志島経由、神島行きです。
神島に行ってみたその3 神島到着~あの灯台へ
神島到着。
やっぱり、『潮騒』推しでお出迎えしてくれます。
ちなみにこの後の行程は、伊良湖(渥美半島)経由で師崎(知多半島)に渡るという
不思議な旅程を組んでいたので、
旅の大荷物を持って島に上陸しました。
(といっても、リュック1個だけどね)
そこで、フェリー待合所のおばあちゃんに頼んでみたところ
荷物を待合所内に置かせていただくことに。
わーい!
待合所は鍵がかかるわけではないので、あくまでも自己責任ですけど、ありがたいです。
出発すると、再び発見、
「近畿自然遊歩道」の案内板。
またこれに沿って散策することにしよーっと。
この時はまだ気楽に考えていましたが、
今回の遊歩道、菅島と比べてあまり整備されていないようでした。。
それについてはのちのち……
真っ赤でかわいい郵便局。
まずは八代神社に向かいました。
『潮騒』小説内で、新治と初江がお祈りする場面が出てきます。
(下調べで小説読んでから行きました♪)
ところどころに、『潮騒』の文章を引用した、看板が建っています。
八代神社の階段から。
小さな島の、坂道に沿った町並みが良く見えます。
瀬戸内海の男木島を思い出す風景。
次は灯台に向かいます~
「遊ばないで!」ではなく、「遊ばない」と断言されている標語、
初めて見ました(笑)
ダメって言われるとやりたくなるのが子供だから、
この表現の方が効果があるのだろうか……?
山道を登っていく途中、渥美半島が良く見えます。
神島は三重県の島ですが、
位置は鳥羽と渥美半島の真ん中くらい。
渥美半島の方が近いくらいかもしれないです。
そんな景色を眺めながら、灯台到着。
道を間違え(地元のおばあちゃんに聞いた)、草をかき分け、蜘蛛の巣かき分け、
ようやく到着です。。
タイル造り。
菅島のレンガ造りを比べると……って思ってしまいますが、
こちらも海の難所、伊良湖水道の航海の安全を守ってきた大事な灯台。
そして恋人の聖地にもなってる。
『潮騒』繋がりでしょう。
この先の道を行くと、監的哨跡に行けるのですが、
道が完全に草に埋まっている……
まあ夏真っ盛りに来たのがいけないのですが。
ちょっと怖気づいてしまったので、引き返すことにしました。
ちなみに、
監的哨(かんてきしょう)…
戦時中、陸軍が弾丸着弾点を確認するために建設された建物です。
もちろん、『潮騒』にも出てきます。結構メインの場面で。
冬に訪れる機会があったら、再チャレンジしてみたいです。
神島に行ってみたその4 浜辺へ
港まで戻ってきて、反対側に向かいました。
こちらには浜辺があるんです。
着いた~!
しかもにゃんこ発見!!
(塀の上にいるよ)
波が結構強いようで、波打ち際には真ん丸に削られた石がたくさんあります。
まん丸の石英なんて、キレイだったのでお土産に。
ここでおやつ。
伊勢のお菓子屋さんで作っている、シェルレーヌのあおさ味。
このマドレーヌ、伊勢志摩サミットでも出されたんです。
味はノーマル、あおさ、伊勢茶の3種類。
小麦粉や卵も、三重県産のものを使っているみたいです。
三重県は、地元の食材にこだわった商品がたくさんある気がします。
それだけ美味しいものがたくさんあるんだろうなぁ。
帰り道。
青い海
海への続く下り坂
三角の標識(名前知らないけど、海辺によくあるやつ。)
良い風景だなあ~*^^*
帰りは、伊良湖行きの船に乗ります。
行きに乗ったフェリーと比べてかなーり小さいです。
外に座っていたい、と言ったら、
「濡れるからちょっと左側にいてね」
と言われました。
言われた通り真ん中より左寄りに座っていると、
たしかに右側から波がかかってくる!
船の走り方なのかな、波の向きなのかな……
あまり分からないけれど、
船が小さい分、海面が近くてスリル満点で楽しかったです~!
ジェットコースター的な揺れは大好きなので、
今回乗った船の中で一番のお気に入りでした。
景色もよかったのですが、カメラが波をかぶって壊れることを恐れたため、写真はなしです。
神島に行ってみたその5 まとめ
『潮騒』の舞台という、一番観光要素強い島だと思っていたのですが、
今回まわった島の中で、一番静かでこじんまりとした島だったように思います。
また、小説の舞台をたくさんまわりたいのなら、夏には行かないことをおすすめします(笑)
最後に島指標。神島はこんな感じでした~
<アイランダー女子のための島指標 神島編>
1 行きやすさ ★★★☆☆
鳥羽からの乗船時間は、約45分。
他の三重県の島よりは、少し遠いかな?
2 広さ ★★★☆☆
島自体はそんなに大きくありませんが、
坂道が多いので、やはり1周は難しいです。
3 費用 ★★★☆☆
鳥羽から片道730円。
伊良湖から片道1500円。
お店もないことはないようですが、
ふらっと入れるようなものは発見できませんでした。
4 船のゆれ度 ★★★★☆
伊良湖ー神島の船のみ、なかなかスリリングな船です。
いわゆる船のゆったりした揺れではなかったので、私は全然大丈夫でしたよ~
5 観光客の多さ ★☆☆☆☆
私+1組のカップルでした。
たまに遭遇して気まずいこときまずいこと……(笑)
6 アクティビティの多さ ★☆☆☆☆
『潮騒』に関する詳しい看板は読んでて楽しかったです。
7 きれいな浜辺のある度 ★★☆☆☆
岩が多く、波もけっこう高いです。
でも、海はきれい!!
8 ビーチコーミングが楽しい度 ★★★☆☆
石で良ければ(笑)、
キレイに丸く削られた石はたくさんありますよ~
9 歴女がわくわくする度 ★☆☆☆☆
監的哨見たかったなぁ。
10おいしいおさかな食べられる度 ☆☆☆☆☆
やっぱりおいしいおさかな泳いでいるのだろうけれど……笑
ではでは!!