島旅にっき 

一人旅(主に国内・離島多め)やその他諸々について発信します~。アイランダー女子が増えることを期待してせっせと更新中。

対馬フェリー完全攻略法-申し込みから下船まで-

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こんにちは!


何度も書いていますが、先日対馬に行ってきました。

 

島旅って、やっぱり交通情報は一番大事ですよね。

あまり知らないで行くと、
便数がすくなかったり……
港が変な場所にあったり……
予約していなくて乗れなかったり……
そして島から脱出できなくなったり……

などなど、危険がいっぱい(笑)

 

今回行くにあたって色々調べたことや、
実際に乗船して分かったことなどを解説します。
これを読めば対馬に行くのに困らないよ~^^

 

目次

 

 

1.対馬への交通手段、種類

 

本土から対馬に行く手段は、以下があります。
1 飛行機(長崎空港対馬空港
2 対馬フェリー(貨物等)
3 九州郵船

 

一つひとつ見ていきますね。

 

1 飛行機

 使用していないので詳しくは分かりませんが……
 長崎空港から35分、博多空港から30分だそうです。


2 対馬フェリー(壱岐対馬フェリー株式会社)

対馬 フェリー」と検索して、一番上に出てくるので惑わされます(笑)
が、こちらは旅客船ではありません。

 

旅客のみの乗船は不可能ではないようですが、
次の九州郵船が一般的です。

また対馬での移動は車が必須ですが、
車輛を持っていくよりはレンタカーを借りた方が経済的です。

 

3 九州郵船

九州郵船」と検索すると、
対馬壱岐行きフェリーのことが出てくるので、
最初からそう検索するのがおすすめ。

 

九州郵船にはフェリーと高速船(ジェットフォイル)の2種類があります。

フェリーと高速船の違いを簡単に言うと、

 

フェリー:
・高速船の約2倍の所要時間
・料金は高速船の約半額
・予約不要(1等室などは予約可)
・その代わり、繁忙期は廊下・甲板にも人があふれる
・2等船室はカーペットの雑魚寝スペースあり
・1日2便

 

高速船:
・要予約
・全席椅子席
・席数が限られているので、繁忙期はすぐに満席になる
・その代わり、乗ったら必ず席がある
・1日2便

 

くらいでしょうか。


2.乗船案内

 

私は、夜行便(24時出発)のフェリーに乗ったので、
フェリーについて説明していきます。

 

フェリーに乗る場合は、事前の予約・準備は不要です。
乗る便の時刻を確認したら、その時間に合わせて博多港へ向かいます。

 

博多港に着いたら、乗船票に名前・行先などを記入し、受付に持っていきます。
受付でチケットを購入(クレジットカード可)、
乗船開始時間になったら、船に乗り込むことができます。

 

3.混雑状況とお盆のフェリーについて

 

大きなフェリーなので通常はそう満席にはならないかと思います。

……が、私が実際に乗船したのはお盆の連休初日。多分一年で一番混雑するのでは?
その恐ろしい混雑状況をご参考までに(笑)


8月某日

0:05分発のフェリーに乗るため、22:40頃博多港に到着。
その時点で、チケット購入に30人ほど、そして乗船待ちの列には100人近くが並んでいました。

23時ごろ、チケットを購入し、乗船待ちの列へ。
数えてはいないけれど、100人以上は並んでいるかと。

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こんなん。


23:50分ごろ、乗船開始。
チケットを半分ちぎられますが、
下船時に半券を回収するので、失くさないように。

 

みんなが早歩きでどんどん船に乗っていきます。

席が埋まっちゃうのでは、と焦りますが、
ここで焦ったり前の人を抜かしたりしても迷惑になるだけなので、
落ち着いて進みましょう。


2等船室は乗船口よりも一つ下の階なので、階段を降りる必要があります。

ここで!階段を上ってくる人が見えたら、二等船室はもう埋まっているという合図です^^;

 

何とかカーペットの空きスペースに入り込める可能性はありますが、
諦めて屋外のベンチや廊下など、別のスペースを確保した方が賢明です。
足が伸ばせるし……

私は結局二等船室まで行きましたが、スペースを探してうろうろしているうちに、
廊下の良いポジションがどんどん埋まっていきましたww


場所を確保したら、急いで毛布貸出所に並びます。

貸し出し毛布は1枚100円。
繁忙期は、船が出発した後に貸し出しを開始すると書いてありますが、
数に限りがあるのですぐに並ぶ必要があります。

また、数が少ないですが、廊下で寝る人用のござを貸してくれます。
(これは無料)

このござを確保するためには、
場合によってはスペースの確保よりも先に並ぶことがおすすめです。

 

出港直前に毛布貸出の列に並んだ結果、
毛布は借りられたけれど、ござは品切れ。

ダメもとで頼んでみると、なんと床に敷く用の毛布を貸してくれることに。

こんなものまで用意している九州郵船恐ろしや…(笑)

 

床用毛布はデッキに持ち出してはいけないということだったので、
最終的な私の寝床はこんな感じになりました。

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人生初ホームレス体験ww
電気も消えないので、毛布を被って寝ました。暑かった……


お盆に対馬に行く際の注意点はこの3つです。

・とにかく早めの行動
・押さない・追い越さない・あせらない、でも迅速な判断を
・ホームレス体験の覚悟も

 

でも、一人旅だったらこんな船も
いい思い出になるんじゃないでしょうか?


4.博多港案内

 

港って、大概アクセス良くない&分かりにくい場所にあるものです。
対馬壱岐フェリーに乗る博多ふ頭も例外ではなく…
そこで、博多駅博多港のアクセスについて分かりやすく解説したいと思います。

 

1 博多駅~博多ふ頭(バス)

改札を出て、博多口方面へ。

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駅を出て目の前の「西日本シティ銀行」ビル前にバス停があります。
間違えて博多駅バスターミナルに行かないように。

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ほんとに目の前にあった、西日本シティ銀行ビル。

ライトアップされている明るい建物です。
ビルに大きく文字が書いてあるから、意外に分かりやすい。

 

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時刻表(2017年8月現在)

博多ふ頭に向かうバスに乗れば大丈夫です。

 

夜は本数が少ない&フェリー利用者以外にもたくさん人が乗るバスでした。
休日は早めに並ぶことがおすすめです。

 

約20分後、博多ふ頭に到着。
なんと、バス停の目の前に温泉があります。

みなと温泉 波葉の湯 - 天然温泉露天風呂 福岡市博多区 ベイサイドプレイス博多
夜中1時まで営業していて、夜行フェリーにもばっちり対応しています。

 

バス停からフェリーターミナルまでは、徒歩1分くらいで到着です!

 

2 中洲川端駅から徒歩

バスがどうしても嫌い!とか、時間が読めなくて困る!
という方は、地下鉄で行く方法もあります。

博多駅から2駅の、中洲川端駅から15分ほど歩くと到着です。

 

帰りはこの方法で帰ってきましたが、
道もほぼまっすぐで、そんなに大変な距離でもありませんでした。


5.夜行フェリー攻略法

 

最後に、
「夜行バス早朝に降ろされて、どうやって過ごしたらいいの?」問題について。

 

今回対馬に行く前にいろんな方から情報収集し、
4つの対処法があることが分かったので紹介します。

 

1 フェリーで朝まで寝る

夜行フェリーは午前4時45分に到着しますが、
次にフェリーが出発するまで(7時くらいまで)船内に滞在することができるようです。

大人しく寝ていればいいだけなら楽ちん^^


ですが、繁忙期は例外なので注意!!

繁忙期(お盆とか)はダイヤの変更により、
すぐ船から降ろされてしまいますので、
自分が乗るときは大丈夫か、事前の確認が必要です。

 

2 レンタカーを借りる

今回私が行ったときはこの方法でした。


電話でレンタカーを予約したら、
「じゃあフェリーの到着時間に迎えに行きますね~」とのこと。

朝早くからありがたいことです。。

まあ5時前に車に乗っても、まだ真っ暗なので
適当なスペースに停めて車で寝ていましたけど。

 

今回借りたのはオリックスレンタカーでした。
どのレンタカー会社も同じサービスがあるのかは分からないので、要確認です。

 

3 宿の送迎

地元の人以外、
多分一番多くの人がこの方法をとっていました。

 

港の駐車場にはマイクロバスが何台も。
多分、小さな民宿よりはホテルなどが、送迎が多かったように思いました。

また厳原の街中のホテルなら、歩いていくこともできます。

 

4 港で寝る

対馬に行ったことがある、某旅人さんの体験談。
港の前で寝袋しいて仮眠をとったそうで。

いや、ターミナル内で寝ればいいじゃん!
とつっこみたくなりますが…

 

ターミナル内にはいくつかベンチがあるので、
そこで寝ることもできると思います。


6.まとめ

 

今回は、
1.対馬への交通手段、種類
2.乗船案内、
3.混雑状況
4.博多港案内
5.夜行フェリー攻略法
について紹介しました!

 

ドライブに続きフェリー案内と、
なんか外堀から埋めているような記事の書き方していますが
対馬に行くことを考えている方の参考になればと思います^^

 

ではでは!