シェアハウスに住もうと思ったらやるべきこと。物件の探し方、見つけ方、手続きの流れなど その1
こんばんは。ちー坊です。
Twitterにつぶやいていましたが、3月で仕事を辞めました。
何で辞めたのか、これからどうするかなどは、また書こうと思っているのですが、とりあえず現在無職なので、固定費を下げるべく、シェアハウスに住むことに決めました。
シェアハウスを探すにあたり、色々とGoogle先生に聞いてみたのですが、
これといって「役に立つ!」という情報が少なかったので、
自分の体験談をまとめておこうと思います。
誰かに
「シェアハウスってどうなん?」
と聞かれたら、「この記事を見てね!」と言えるようなものを目指します!
ちなみに、知人にシェアハウスに住むことになった、というと、
「あぁ、テラスハウス的なあれね」
と言われるんですが、私はテラスハウス見たことないし、
言ってくる知人も見たことない(笑)
きっと何か恋愛模様が繰り広げられるイメージなんでしょうけど、
そのようなことはあまり期待していません(笑)
私のイメージは学生寮なんですが、果たして実態は・・・
1.住みたい街を決める
まずはこれ、ですかね。
私は東京限定で調べていたので特に多いのでしょうが、シェアハウスも増えているようで、
結構たくさん出てきます。
「23区内で安いところ!」
と調べるのも不可能ではありませんが(私も1度はこれをやりました)、
東京都内と一口に行っても色々な街があるので、自分の希望に合わせて条件を絞る方がおすすめです。
通常は、
・学校・職場などからの距離、交通アクセスなど
・街の雰囲気(治安の良さ、お店が近くにあるかなど)
を中心に条件を絞るのではないでしょうか。
私の場合、
学校も職場も当面ないwのですが、某大きい図書館に通いたいので、
そこからの運賃が安い地域(片道200円以内が理想)
を条件に設定しました。
2.住みたい物件の条件を決める
次のシェアハウスを探しながらにはなりますが、
シェアハウスを探す場合、普通の賃貸物件(駅からの距離、広さ、設備の新しさなど)と異なる、以下のような条件を考慮する必要があります。
個別に簡単に説明していきます。
1.ドミトリー(相部屋)か個室か
通常イメージされるシェアハウスって、各人の個室があって、
キッチンやお風呂・トイレなどは共有する、というものかと思います。
しかし、とにかく安く住みたい人向けに、ゲストハウスのような、
ドミトリーのお部屋のものもあります。
物件を検索する際、「最低限プライベート空間がほしい」という方は、
「個室のみ」で検索するといいと思います。
2.家具家電が付いているか
これをチェックすることで、自分はどんなものを持ち込む必要があるか確認できます。
物件によって付いているか分かれるものとしては、
・ベッド(フレームだけあって、布団は自分で、とか、布団は別料金、というものも)
・冷蔵庫(共用のものだけだったり、個室にマイ冷蔵庫が付いていたり)
・テレビ、掃除機、アイロンあたり。人によって必需品だったりそうでもなかったりするもの
・食器、調理器具
あたりでしょうか。
3.女性専用か、男性専用か、もしくは外国人が多いか、外国人お断りか
これも物件によって様々です。自分の希望に合うものを探しましょう。
4.共用設備(台所、お風呂場など)の清掃を自分たちで行うか、清掃業者が入るか
これ、個人的に結構重要でした。要するに、
A 清掃は自分たちで→人の使った台所やお風呂なども掃除しなければならない。
(もちろんお互い様ですが)
B 清掃業者→台所などの水回りの掃除をしなくて良い!!
ということです。
これを知ることで、Bがシェアハウスに住みたい理由の大きな一つとなり、
逆にAの物件は絶対いやだな~と感じました。
なお、清掃は業者が行っても、ゴミ出しは居住者が交代で行うところが多いようです。
毎日ありますしね。
5.シェアハウスのルール
4とも共通すると思いますが、シェアハウスごとに様々なルールがあるようです。
あくまで共同生活になるので、大事なことですね。
私が見た中では、
・夜22時以降は電話禁止
・友人などの来客がある際は、事前に連絡・共有
・本人以外の宿泊不可
・禁煙
などですね。
これは部屋に住む前に必ず確認すべきだと思います。
3.シェアハウスを探す
前置きが長くなりましたが、ようやくシェアハウスを探していきます。
目的・条件を絞った方が、探すのも早いと思いますよ。
私が東京で探したので例が東京ですが、
「シェアハウス 都内」
などで検索すると、たくさんのポータルサイトが出てきます。
私はこの辺りから探していました。
ここで、2で見た条件を中心に希望の物件を探していきます。
2以外にも、以下のような点をチェックすると安心です。
1.もともと別の用途で建てられた物件をリノベーションしたのか、シェアハウスのために建てられた物件か。
そのシェアハウスの全体の写真を見ると分かるのですが、
賃貸アパートや二世帯住宅ぽいものを(1室が狭いので)ぎゅっと凝縮したようなものから、
「え、雑居ビル?倉庫ですかこれ?」というような、外観から人が住んでいるのか分からないような物件までありますw
後者の方は、もともと他の用途で使用していた物件をリノベーションしたものだと思われますが、もともと住居用に作っていないとなると、
・部屋の防音
・水回りの設備
あたりが劣るのではないかと思われます。だって、人が住むために建てていないんだもの。
当然価格は、
普通のアパート風>雑居ビル風
となります。
実際にどういう建物なのかは、行ってみないと分かりませんが、
予算の許す限り、普通のアパート風の建物の方が居住空間として快適なはずです。
2.空室状況と費用の相場
東京一極集中、なんて言葉が取り上げられるくらい、東京に人口が集中しています。
当然家賃の安いシェアハウスはどんどんお部屋が埋まっていくはずです。
そんな中で、3月の引っ越しシーズンが終わった今となっても
空室だらけの物件があったら、「ラッキー!」と思うより、「何かあるんだな」と疑うべきです。
「何か」の要因としては、以下のようなものが考えられます。
・写真では分からない、物件の悪いところがある(汚い、カビ生える、立地が悪いetc...)
・住民同士のトラブルがある
・管理者への不満がある(厳しいor厳しくない)
・単純に価格が高い、出来たばっかりであまり宣伝されていない
以上を注意しながら、候補の物件を探してみてください。
4.内覧の申し込み
見学してみたい物件が決まったら、いよいよ問い合わせです。
上記で挙げたようなポータルサイトには、問い合わせフォームがついています。
私が利用したサイトの問い合わせフォームには、
・個人情報(名前、アドレスなど)
・職業
・入居を希望する部屋番号
・入居希望開始日(4月末、などでも○)
・問い合わせ内容(自由に書けるもの)
を入力しました。
問い合わせ内容の部分に、
見学希望の旨と希望日を書いて送信しました。
他に質問がある方などは、合わせて聞いてみましょう。
私は計3つの物件に申し込みの連絡をしました。
休日に送ったものは翌平日に、平日に送ったものは当日中にメールでお返事をいただきました。
2件は見学の日程を調整しましたが、残り1件は現在満室(月末に空室予定)ということで、
共有スペースの見学だけなら可能ですが…というお返事でした。
その際、メールにそのシェアハウスのルールを添付してもらいました。
シェアハウスルール的なものをここで初めて見たのですが、
・電話は夜22時まで
・清掃は住民が交代で
あたりを見て、「あ~これは無理だな、厳しそうだな」と思い、
お断りさせていただきました。
(清掃関係はウェブサイトでも見られたと思うのですが、ちょっと確認不足でした)
というわけで、メールを送った3日後くらい内覧に行ってきました~
5.いざ内覧へ
4月某日、午前中1軒、午後1軒のスケジュールです。
1軒目は最寄りの駅前で待ち合わせ。
5分前くらいに、「シェアハウスをお探しの方ですか~?」と、
お姉さんが声をかけてきました。
駅からの道のりと、近くのスーパー、コンビニなどを説明してもらいながら物件へ。
見学は玄関~共有設備~希望の部屋と見て、最後にシェアハウスのルール、申し込みの流れ、料金などを説明してもらいました。
初めてのシェアハウス見学でした。
が、見学した感想はこんな感じです。(すべての物件に共通する感想ではないと思います)
・リフォームしているんだろうけど、古さが分かる。特に水回り。
・1階はカビ生えそう。窓が隣の人と共有!
・キッチンにすごい生活臭。なんというか、「ちょっと使いたくないな…」と感じてしまったゲストハウスのキッチンみたいな(笑)
・共有スペースには私物を置かないルールのようで、そこは徹底されている。
→「ここはきれいに使ってくれている方」と管理人さんのコメント。
・おひとり住人さんとすれ違ったが、悪い人じゃなさそう。
という感じ。総合すると、「ここに住むのはちょっとした修行だな……」と直感で感じてしまいました。保留。
ガストでお昼をとりつつ、午後まで待ちます。
※平日お昼にガストなんてがらがらだろうと思っていたら、サラリーマンでいっぱいで驚きました! 外回りがあると、こんな感じなんですね。
(一日中デスクで座っているお仕事でした)
午後の物件は、待ち合わせ時間に建物まで行って、電話してくださいとのことでした。
電話してみると、中から管理人さんがお出迎え。
同じく見学希望の韓国人(たぶん)のお姉さんと一緒に見学します。
ここでも同じように、
お部屋&共有スペースの見学~申し込みの流れ・料金などの説明、といった流れで見学しました。
こちらの正直な感想としては、
・建物の中、超きれい!新築のにおい!
(3か月前オープンとのことでした。なのでまだ空室もちらほら
なお、新築ではなくリフォームでした)
・写真は撮ってもOKだけど、手持ちの間取り図の写真は撮らないでね、とのこと。
・シェアハウスのルールは契約手続き時に説明します、とのことで、説明してもらえなかった。
(清掃、電話や共有スペース利用の時間など、あらかたこちらから質問しましたが)
下2つの感想が「何で~?」とちょっと首をかしげたいものでしたが、
(何でなんですかね?分かる人教えて~!)
建物のきれいさに魅了され、当日申し込みました 。
以上、私の正直な感想(笑)で見学の流れをみてみましたが、
見学では以下のようなことをチェックすると良いと思います。
・写真と実際の異なる点(当たり前ですが、写真の方が良く映ります)
・におい
・共有設備のきれいさ
・個室の防音性
・部屋の間取り
(自分の持っている収納ケースがベッド下に置けるかなど。メジャー持参したらよかったな、と後悔しました)
・どんな人が住んでいるか
(だいたいゴミ当番表などで、掲示板に住人の名前が書いてあったりします。
大体の男女比率・外国人比率が分かると思います。管理人さんに聞いても答えてもらえると思いますが。)
・建物周りの治安、利便性(スーパー、コンビニなど)
では最後に、申し込み~入居の流れを紹介します。
6.入居までの手続き
さてさて、ここからの内容もやはり、物件によるのでしょうけれど、
私の場合はこんなかんじで手続きが進みました。
・見学日に申し込み(事前に連絡があって免許証のコピーを持参、それを渡すだけ)
↓
・3営業日後くらいに、審査通りましたという連絡が来る。
↓
・2日くらい以内に初期費用を振り込む。
↓
・入居開始日に、物件にて契約手続きを行う。(身分証・印鑑持参)*
↓
・入居開始(´ω`)*
*は、まだ完了していないものです。
この辺りは事務的に進むだけですが、審査についてちょっと補足です。
いち利用者なので、何を審査されるのかははっきり分からないのですが、
・男女比、外国人と日本人の比率のバランスをとっている
と聞いたので、何とも言えないところですね…
ただ、
・審査の際渡したのは免許証のコピーのみ
・絶賛無職中(入居中は働く予定もなし)の私が通った
ので、あんまり深く考えてもしょうがないものなのかな、と思います。
7.まとめ
というわけで、「シェアハウスに住むぞ!」と決めたところから
私が色々調べて思ったことをまとめてみました。
最後に、普通の賃貸マンションと比べて、シェアハウスを探す際に注意すること、メリットとデメリットをまとめようと思います。
シェアハウスを探す・借りる際の注意点3つ
・そのシェアハウス独自のルールを事前に確認する
・必ず事前に見学して、特に共有スペースの様子・きれいさ・においなどを確認する
・無職でも審査に通る!けど、何で落ちるか分からない。。
シェアハウスに住むメリット
・固定費を抑えられる
・水回りのお掃除を自分でやらなくてよい(物件による)
・他人と生活することで、整理整頓・きちんとした生活を心がけられる
(まだ住み始めていないので、心がけだけですが…)
住人との交流?もちろんあると思いますが、今の私にとっては二の次です(´-`)
程よく仲良くしたいですね。
シェアハウスに住むデメリット
・プライベート空間が減る。特に防音面で気になる
・住人との相性が悪かったらどうしようもない
うーん…住み始めてからまた考えようと思います。
この後は、ただいま追われている引っ越し作業についてももう1本記事を書く予定で、
住み始めて1か月くらい経ったら、「シェアハウスに住んでみた感想」も書こうかな、と思っています。
ではでは~