島旅にっき 

一人旅(主に国内・離島多め)やその他諸々について発信します~。アイランダー女子が増えることを期待してせっせと更新中。

二見浦寄り道さんぽ 二見興玉神社と伊勢地域の蘇民将来信仰について

こんばんは!

 

三重県の離島旅レポートを続けています。

 

<バックナンバー>

三重県の離島について情報収集してみた。鳥羽とか志摩とか。 - しまたび日記

三重県の離島旅 レポートの前に…… - しまたび日記

三重県の離島旅 答志島に行ってきました(和具港周辺) - しまたび日記

三重県の離島旅 答志島に行ってきましたその2(答志港周辺) - しまたび日記

三重県の離島旅 菅島に行ってきました - 島旅にっき

 

今回訪れた最後の島である神島に行く前に、寄り道した二見浦についても紹介します。
タイトルが硬くなってしまった(笑)

内容はかたくないですよ~

 

その1 アクセスについて


伊勢→鳥羽ルートには、近鉄とJRの2種類がありますが、
そのうちJRに乗っていくと、二見浦駅という駅に着きます。

 

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きっぷ。
たった10分程度なのに、新幹線のような大きい切符。
なぜなら、JRの鳥羽駅には自動券売機がないから。

 

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近鉄の伊勢~鳥羽ルートは内陸を通りますが、
JRルートは海の近くを通ります!
日も傾き始めた伊勢湾を眺めながら進みます。

 

その2 駅~二見興玉神社

 

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二見浦駅到着。
駅から鳥居。

駅名にもなっている二見浦は、伊勢神宮参詣者が、参拝する前に身を清める場所となっていました。

そんな場所がら、参拝者のための宿も多かったようで、
今でも古い町並みが残っています。

 

二見興玉神社までは、駅からまっすぐ行って、

突き当たりを右折してまたまっすぐ進む、
という超簡単ルートです。

 

徒歩15分くらい。

 

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突き当たりは、旅館。

天気が良いせいで、写真がきらきらする~

 

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江戸時代から続いているのかな~とわくわくするような
町並みが続きます。

 

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この通りに、賓日館(ひんじつかん)という立派な建物が建っています。


明治20年(1887年)に建てられたもので、
皇室の方が伊勢神宮に参拝する際に使われていたようです。
国指定重要文化財にもなっています。

 

300円で中を見学することができるようですが、
すでに時間を過ぎていたのであきらめることに。
(最終入館は16時30分まで。)

 

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町並みを抜けると、海辺に神社への参道が続きます。

 

 

 

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寺社参詣・観光案内人を装った悪い人って、
実は江戸時代からいたんですよ~

 

200年前も今も全然変わってないんだな、って思います。

 

ちなみに、伊勢神宮参拝の案内役は、
御師(おし)という専門の神職さんがいて、
道案内から宿・食事・参詣・御祈祷の手配まですべてやってくれていたんです。

 

この看板みたいなちょっと怪しい(?)案内人は、
京都・奈良・江戸あたりで確認できるようで。

お土産屋さんと結託して、かならずそのお土産を買わせようとしたり。

 

ほんとに現代と変わらないなぁ(笑)

 

江戸時代の旅の様子は、

道中記なんかを読むと詳しく書かれていて楽しいですよ~^^
国立国会図書館なんかで、現代語訳になったものが読めます。

 

 

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話がそれてしまいましたが、
二見興玉神社に到着です~

祭神は猿田彦大神

 

夫婦岩が有名ですね。

 

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こちら。

 

厳島神社の鳥居のように、二見興玉神社の海上の鳥居なのかと思いきや、
太陽を遥拝するための鳥居なんです。

 

夏の間(5月~7月ごろ)は、ちょうどこの鳥居の間から太陽が昇ってくるようで、
さらにタイミングによっては、鳥居の間に富士山が見えて、その上から太陽が昇る様子を拝むこともできるようです。

 

太陽ともう一つ、この鳥居から沖合700メートルほどに鎮座する、
興玉神石を拝むためでもあるようです。

この石、かつては見えていたようですが、
江戸時代の地震によって沈んでしまいました。

 

その3 蘇民将来のお札について


帰り道、再び町並みを通って帰ります。

 

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この辺りにも、答志島・菅島の家の玄関に飾られていたお札がかけられています。

……なんて眺めながら歩いていたら、
お札の由来の説明が書いてあり、ようやくその由来が分かりました。

 

 

以下、概略。

 

むかーしむかし、天照大神の弟素戔嗚尊(すさのおのみこと)が旅に出ており、
伊勢の地にて宿を頼めるところを探しました。

 

村一番の長者、巨旦(こたん)の立派なお屋敷を見つけ、
一夜の宿を頼んだものの、貧しそうな身なりを見て巨旦は断ってしまいます。

 

仕方なく次に向かったのは、貧しい蘇民(そみん)の住む、粗末な小屋でした。
尊(みこと)が訳を話すと、蘇民は快く宿を貸し、粟の粗飯でもてなしました。

 

ところがその夜、尊は“あはさ”の国から悪疫が襲ってくることを知り、
蘇民を起こして茅の輪を作って家に懸けさせます。

 

翌朝外に出てみると、なんと蘇民一家を除いた村人全員が疫病に倒れておりました。

 

尊は去り際に、今後も疫病が襲ってくる際は、「蘇民将来子孫」であることを門前に記せば、
疫病から免れると伝え去っていきました。

 

それからというものこの地域の家は、「蘇民将来子孫家門」と書いたしめ縄を掲げ、
疫病から身を守ったそうです。

 

おわり。

 

ノアの箱舟みたいね。

 

蘇民将来伝説はこの地域に限らず全国の色々な地域で残っているようです。
ただ、答志島・菅島・二見と、こんなにどこの玄関を見ても
今でもしめ縄がきちんと飾ってあるのは、珍しいのではないでしょうか。

 

色々調べていたら、このしめ縄amazonで売ってたww

 

その4 おわりに


二見から再びJRに乗り、伊勢に戻りました。
この区間は電車の本数がかなり少ないので、時刻表に合わせて行動することがおすすめです。

 

今夜は、伊勢のゲストハウス風見荘さんに泊まりました。

つかず離れずの距離感で、居心地よかったですよ~
土地柄、予想していたよりも日本人がたくさん泊っていました。

 

もうすぐ一時閉店して、解体・建て直しされるそうです。
建て替え後は12角形の建物になるそうなので、再オープンしたらまた行ってみたいな~と思います。

 

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今回全くお参りしなかった、伊勢神宮の前にて(笑)

ではでは!

三重県の離島旅 菅島に行ってきました 

こんにちは!

 

三重県の離島に行ってきたシリーズ、次は菅島です。
海があんまりにもきれいだったので、写真多めです^^

 

三重県の離島については、こちらもどうぞ。

<バックナンバー>

三重県の離島について情報収集してみた。鳥羽とか志摩とか。 - しまたび日記

三重県の離島旅 レポートの前に…… - しまたび日記

三重県の離島旅 答志島に行ってきました(和具港周辺) - しまたび日記

三重県の離島旅 答志島に行ってきましたその2(答志港周辺) - しまたび日記

 

菅島に行ってみたその1 基本情報

やっぱり前情報。


島の大きさ:周囲13キロ

人口:725人

その他観光情報:レンガ造りでは日本最古の灯台がある。

 

菅島に行ってみたその2 フェリー乗船~上陸まで

 

実は答志島と菅島は1日でまわってきました。

10:45~11:00 鳥羽~和具(答志島)
13:20~13:50 答志~鳥羽
この船が13:55分近くに着いたので、5分で乗り換えて菅島行フェリーに乗ります。
乗り換え、というか同じフェリーに再度乗船しました(笑)

14:00~14:13 鳥羽~菅島
16:15~16:30 菅島~鳥羽

かけ足スケジュールでしたが、
あんまり長く島を散策していると熱中症になりそうな天気だったので、ちょうどよかったかも。

鳥羽から菅島までは片道500円です。
乗船時間も答志島より若干短め。


菅島に行ってみたその2 とにかく海がきれい!!

 

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菅島到着。
相変わらずよそ者は私だけみたい。

答志島にいたときよりも、どんどん雲が晴れてきました。

 

港~しろんご浜(浜辺)~灯台まで遊歩道になっているということなので、
そちらに行ってみることに。

 

ちなみにこの遊歩道、「近畿自然歩道」に指定されているそうです。

 

ということは、やっぱり三重県は近畿なのか。
鳥羽や志摩の方言は関西人、て感じがしますが、
四日市などの方だと東海ってイメージだったり、微妙な位置の県です……

 

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ところどころ看板があるので、迷わなくて安心。

この遊歩道が……もう、すごい海がきれいで楽しいです。

 

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漁港を通り過ぎてから

 

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こんなかんじで、海の近くを歩いていきます。
しっかりコンクリ舗装道路。

 

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カップルとかにおすすめしたいかんじ。

 

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途中から山道。

 

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崖の狭間から見える海の透明感がすごい。

 

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ここでしろんご浜への分かれ道があります。

しろんご浜というのは、しろんご祭りというお祭りをする浜辺だそう。

しろんご祭り…
白髭大明神のお祭りで、祭りの日のみ漁が許されるしろんご浜で
海女さんが一斉に潜り、一番最初にとられたつがいの鮑を「まねき鮑」として神社に奉納するそうです。

詳しくはこちら。

風の島 菅島|観光スポット 菅島時間の過ごし方
(すごくかわいいサイト!!)

 

林の中を下りていくと……

 

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浜が見えた!

 

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ここがしろんご浜。
「沖縄に来たよ~」と言いたくなるほどの透明感ある海です。

お祭りの会場になるくらいだから神聖な場所だろう、と思い
(あと暑すぎて)
しばらくきれいな海を堪能したあと、立ち去ることに。

 

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浜辺の奥にあった、白髭神社だと思われる鳥居。
参りしたのち、遊歩道に戻ります。
(来た道を戻らなくても合流できます。)

お次は灯台へ向かいます。

 

4.菅島に行ってみたその3 日本最古のレンガ造り灯台へ

 

浜を後にしてから、しばらく海の見えない遊歩道が続きます。

でも波の音は聞こえる。
この感じ好き(^^)

 

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いのしし捕獲用の檻発見。
楽しい空気を壊されました(笑)

一人でいるときにはいのししには会いたくない~
(よく会うんです。。)

 

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いのししに会うこともなく、灯台発見。

 

このあたり(伊勢湾)は岩礁による船の事故が多く、
近世はかがり火をたいていたところ、
明治に入って英国のお雇い外国人によって灯台が建てられたそうです。

 

上から海を見たところで岩礁なんて全く分からないし、
船を操縦するわけでもないから、
灯台ってただ「海辺の町の良い風景」の一つに思いがちなのですが、
建設当時はそれこそこの光ひとつで人の命を救えるようなものだったんだよな~、
などとしみじみ思いました。

 

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近くで見ると、年季の入りっぷりがよく分かる。

 

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足元にある「旧官舎使用レンガ」。

ここには灯台守が住んでいた、官舎が建っていたそうです。

 

他のレンガ(写真下)と比べて、凝ったレンガだっていうことが一目でわかるレンガで、
このレンガは渡鹿野島志摩市)の瓦屋さんが焼いたものだそうです。
(刻印がそのマーク)

 

 

ちなみに、この旧官舎、愛知県の明治村に移築されて残っています。

菅島燈台附属官舎(重要文化財)|エリア別建造物|文化財|園内の楽しみ方|博物館明治村

こんなおしゃれな建物がここに建っていたのか~と思うとやっぱり驚きです。

 

というか、この狭いスペースのどこに??

って思うほど、立派な建物です(笑)

 

菅島に行ってみたその4 港へ戻ってきた

 

灯台を後にして、遊歩道へ。

 

ただ、
道が結構自然にあふれている(蜘蛛の巣とか虫とかw)&いのしし怖い&暑い……
などの理由で、あまり遠くには行かず、山を降りることに。

 

夏の島旅は虫が多いのが嫌なんだよな~

集落の中を抜け、港へ戻ります。

 

ちなみに、今度はマルハチマークはありませんでした。
やっぱり答志島だけみたいです。

代わりに、玄関の蘇民将来のお札はどの家も飾ってありました。

 

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港の前には、とっても小さい島が橋でつながっています。
(橋は結構りっぱ。)

 

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渡った先に、小さな海水浴場と東屋があったので、フェリーが来るまでひとやすみ。

 

橋を渡っている途中、

5人くらいのちびっこを荷台に乗せた軽トラとすれ違いました。

島のいい風景。


そんな、菅島の島れぽでした!

 

菅島に行ってみたその5 まとめ

 

今回も島指標。菅島はこんな感じでした~

 

アイランダー女子のための島指標 菅島編>

1 行きやすさ          ★★★★☆
答志島と一緒。
鳥羽からの乗船時間は、答志島より短い。

2 広さ             ★★☆☆☆
島自体は小さい方では?
ただ、ここも歩くしか移動手段がないので、
そんなに大きい島ではないものの、1周は難しいです。
アップダウンもはげしいので。

3 費用             ★☆☆☆☆
鳥羽から片道500円。

食堂もホームページを見る限りはあるようですが、
見つけることはできず。

4 船のゆれ度          ★★☆☆☆
答志島より揺れなかった気がする……

5 観光客の多さ         ★☆☆☆☆
夏(平日だけど)なのに私以外いなかった……

6 アクティビティの多さ     ★★☆☆☆
きれいな遊歩道が整備されてる!
(遊歩道はアクティビティなのでしょうか…?)
ただ、山の中はなかなか険しいです。虫が。

7 きれいな浜辺のある度     ★★★★☆
きれいすぎてびっくりした。
8 ビーチコーミングが楽しい度  ☆☆☆☆☆
お祭りするような浜辺だから、あまり海のものを持って帰らない方が良いのでは?
ただ、行けなかったけれど他にも浜辺があるようです。

9 歴女がわくわくする度     ★★★☆☆
明治初期の建築が見られるよ!
明治村の官舎も併せて見に行きたくなりました。

10おいしいおさかな食べられる度 ☆☆☆☆☆
絶対おいしいおさかなあるんだろうけれど……笑
ふらっと行って食べるのは難しいのでは?

 

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ではでは!

 

三重県の離島旅 答志島に行ってきましたその2(答志港周辺)

こんばんは!

 

答志島レポート、後編です。

 前編はこちら。

三重県の離島旅 答志島に行ってきました(和具港周辺) - しまたび日記

答志島に行ってみたその4 なぞマークと、答志港到着

 

集落を歩きながら気づいたのですが、

 

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こんなのとか。

 

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こんなんだったり。

 

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あとこれとか。


…………

そこらじゅうの家に、「八」と書かれたマークが??

最初は落書きかとも思っていたのですが、
どこの家も書かれているし、ペンキではなくて墨で書かかれているっぽい…ことから、
お祭りか風習かなにかかなぁ、と。

八…はち…八幡様、でしょうか?

また、どの玄関にも蘇民将来のお札が飾ってあります。
これも関係あるのかどうか。

疑問に思いながら、ふらふら歩くことに。

 

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あ、八幡神社を発見!

 

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小さい島に橋を架けてあるようです。


帰ってから調べてみましたが、やっぱり「八」のマークは
八幡神社のお祭りと関係あるそう。

答志島を散策していると、家の戸や船など、いたるところに墨で書かれたマルハチのマークを見かける。
これは、家内安全を願い魔よけとして書かれたもので、
マルハチの「八」は八幡神社の印で、年に一度の八幡神社大漁祈願祭(旧1月18日)の時に、
「お的」という行事ではこばれる神聖な墨を島の男達が奪い合い、その墨で書かれたものである。
鳥羽市観光情報サイトより)

鳥羽市観光情報サイト - 知る

 

マルハチマークって言うんですね。
島中の家がつけている印が大漁祈願のお祭りのものだなんて、
やっぱり漁業の島なんだなあ、とつくづく思ったりします。


そんなわけで答志港到着しました。

 

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待合所の建物にもマルハチ。

答志島には、定期船の来る港が3つあります。

 

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ペンタブ、久々に欲しくなってきた……

 

今回は和具港で降りて、答志港まで歩いてきました。
のんびり歩いて2時間くらい。

 

地図上の数字は、今回通った

① 首塚

② 胴塚

③ 浜辺への道

④ 八幡神社

です。

 

フェリー到着まで、答志港周辺を散策。

 

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定食屋さん発見!


和具港には全然お店の気配がなかったのですが、
答志港周辺には何件か営業中のお店を発見しました。

(午後1時くらい)

 

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かぶうどん……食べたかった。
(パンを食べてしまったので、断念)

 

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フェリー来た!

そんなわけで答志島れぽでした。

 

答志島に行ってみたその5 まとめ


以前の記事の島指標について、答志島はこんな感じでした~

 


アイランダー女子のための島指標 答志島編>

1 行きやすさ          ★★★★☆
鳥羽駅は東京から夜行バスが出ているし、
名古屋・京都・大阪から近鉄特急でも行けるし、
フェリーターミナルも鳥羽駅から徒歩で行けるので、
アクセスはとってもいいです。

 

2 広さ             ★★★☆☆
今回は徒歩で2時間ほどの滞在でしたが、島1周するのはとても無理です。
かといって借りられる乗り物もないので、ふらっと行って島を全部見ようとするのは難しいですね。

でも、和具港~答志港のあいだだけでも、十分楽しかったです。


3 費用             ★★☆☆☆
鳥羽から片道540円。
食堂は期待していなかったので、島内では自販機くらいしかお金を使いませんでしたが、

答志港周辺には何軒か食堂があるようです。

島内には民宿もありましたよ~

 

4 船のゆれ度          ★★★☆☆
湾内だろうと油断していると、意外にゆれます(笑)

 

5 観光客の多さ         ★☆☆☆☆
夏(平日だけど)なのに私以外いなかった……

 

6 アクティビティの多さ     ★☆☆☆☆
海の幸たっぷりの島のごはんが食べられる(予想)くらい?

 

7 きれいな浜辺のある度     ★★★☆☆

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あります!
でも、日影ないのととんびが低空飛行しているのとで、

あまり長居はできませんでした。


8 ビーチコーミングが楽しい度  ★★☆☆☆
小さめのシーグラスがほんの少し落ちていました。

 

9 歴女がわくわくする度     ★★★★☆
戦国武将九鬼嘉隆の最期の場所だったり、お祭りの風習がよく見えたり、
かなりわくわくする場所かと。

 

10おいしいおさかな食べられる度 ★★★☆☆

今回は食べなかったけれど、期待を込めて。


ではでは!

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三重県の離島旅 答志島に行ってきました(和具港周辺)

こんばんは!

 

ようやく島に行った話です。

引っ張りすぎております^^;

 

三重県の離島旅について、まずは答志島から。

 

答志島に行ってみたその1 基本情報

鳥羽市ホームページにて確認した前情報。

 

島の大きさ:周囲26.3キロ

      鳥羽市最大の離島(ということは三重県最大?)
人口:2578人
その他観光情報:鳥羽城主であった九鬼嘉隆首塚がある

などなど


答志島へ行ってみたその2 フェリー乗船案内

夜行バスにて東京~伊勢市駅乗車。
本日宿泊するゲストハウスに荷物を預け、近鉄に乗って鳥羽へ。

ちなみに、伊勢市駅から鳥羽駅は、近鉄とJRがどちらも走っています。
距離も値段もあまり変わらないので、時刻表を見てすぐ乗れる方に乗ったらいいと思います。

近鉄:19分 330円 
JR:17分 240円 本数はかなり少ない。

 

鳥羽駅からフェリーターミナルまでは、急げば徒歩5分くらい。

とっても近いです!
ターミナルに行くまではお土産屋さんがたくさん。

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このジェラートが美味しかった~
岩戸の塩味ときんこ芋味。

きんこ芋は志摩の干し芋なんだって。
どおりでねっとり濃厚で美味しいわけです。

他のフレーバーも、地元の食材を使ったものでした。

 

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寄り道しつつ、ターミナル到着。

自動券売機で切符を購入。
答志島へは片道540円です。

 

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約15分、答志島へ到着!
船は…内海だと油断していると、意外に揺れます(笑)
デッキなどに出ないで大人しくしていたらなんともないと思いますけど、
瀬戸内海よりは揺れますね。

 

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港の横に、漁港~
ちなみに、お宿の送迎が来ていた方が一組。それ以外に観光客らしき方は皆無でした。
(7月下旬平日)

とりあえず、九鬼嘉隆首塚を目指して歩くことに。


答志島に行ってみたその3 九鬼氏首塚とか神社とか海とか

九鬼嘉隆首塚を目指し、山に向かって歩きます。

 

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現代の貝塚
牡蠣~!
私も食べたい~

 

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こっちはヒトデ。

アートっぽい。干してあるのかな?

 

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登っていきます。
途中、蜘蛛の巣がはっていることが多かったです。
虫が苦手な方はご覚悟を。(夏にいかなきゃあ良い)

高台なので、鳥羽方面が良く見えます。

 

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着いた!

九鬼嘉隆は、志摩地域の九鬼水軍を率いた大名で、関ヶ原の戦いで西軍についたため敗れたのち、自刃したそうで。
志摩を望む位置に眠っております。

 

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首塚を降りて血洗い池へ。
切腹した際の刀を洗った池。

胴塚もありました。


~山を下りて集落の中に。


神社発見!……するも、

鳥居の前に、「この中へはいるな」という手書きの注意書きが……

見なかったことにして、先を急ぎます。

写真も載せないでおこ。


そんな神社のすぐ脇に浜辺がありそうなので、下りてみることに。

 

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きれい!だれもいない!!
天気が良いこともあって、透き通ってきらきらしていました。

ここでご飯を(コンビニパン)食べようと思ったのですが、

 

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とんびがすごい狙ってくる…

(写真では分かりづらいですが、すごい低空飛行&旋回してくる。)

 

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日影が全くない…すごいいいお天気…

というわけで、断念して先を急ぐことに

 

 

その2に続きます 

三重県の離島旅 レポートの前に……

こんばんは~!

 

この間下調べしていた三重県の離島の話の続きです。

三重県の離島について情報収集してみた。鳥羽とか志摩とか。 - しまたび日記

 

今回は
・答志島
・菅島
・神島
に行ってきました~

島の話に入る前に、島紹介第一弾なので

勝手に島のおすすめ指標を作ってみました!


伊勢志摩観光ナビにに触発されて作りたくなったおすすめ島指標。

完全に私の好みではあるのですが、一人旅島女子って同じようなこと考えているじゃないの?
という期待を込めて載せておきます(^^)


アイランダー女子のための島指標>

1 行きやすさ          ☆☆☆☆☆
2 広さ             ☆☆☆☆☆
3 費用             ☆☆☆☆☆
4 船のゆれ度          ☆☆☆☆☆
5 観光客の多さ         ☆☆☆☆☆
6 アクティビティの多さ     ☆☆☆☆☆
7 きれいな浜辺のある度     ☆☆☆☆☆
8 ビーチコーミングが楽しい度  ☆☆☆☆☆
9 歴女がわくわくする度     ☆☆☆☆☆
10おいしいおさかな食べられる度 ☆☆☆☆☆


はい。ちょうど10個!
少し解説を。

 

1行きやすさ…
 アクセスのしやすさ。
 主に東京から港までのアクセスのしやすさ(時間とか、乗換の多さとか)だったり
 船の乗船時間だったり。

 

2広さ
 島の広さ。
 1日で回れるのか、半日でまわれちゃうのか、何日も必要なのか。
 自動車が必要なのか、自転車で十分のなのか、歩きでokなのか。

 

3費用
 旅の費用。乗船費用から食費・お土産代まで。
 食べるところがない島だと昼食はコンビニのパンになるので、費用が抑えられる計算 です。

 

4船のゆれ度
 名前のとおり。
 日や季節にもよると思うのですが、酔い止め必須なのか、スマホいじってても平気なのか。
 因みに、絶叫系は大好きだけど、三半規管がけっこう弱い私の基準です。

 

5観光客の多さ
 一人だと気まずいのか、そんなことないのか、はたまた誰もいないのか…

 

6アクティビティの多さ
 いわゆる有名ガイドブック(る〇ぶとか、まっ〇るとか)に載っているような観光名所があるのか、
 マリンアクティビティがあるのか、はたまた何もないのか…

 

7きれいな浜辺のある度
 アクティビティなんかなくても、これさえあれば十分(^^)

 

ビーチコーミングが楽しい度
 これもあれば更に◎
 わたしは基本的にシーグラスを集めているのですが、
 シーグラスのガラスの削られ具合・大きさや貝殻の多さ・大きさだったり。

 

歴女がわくわくする度
 名前のとおりです。わくわく。

 

10おいしいお魚が食べられる度
 これも大事。とっても大事。
 そもそも島に食堂があるかどうかもね。
 私は釣りはできないので、美味しいお魚を釣って食べられるか、という点はチェックできません。。


こんな感じです。

ではでは、ようやく次回から島に行った話にはいりますよ~!

 

ではでは!